50代の専業主婦です。同年代の夫と娘一人と暮らしています。まだ、20代の夫が私の彼氏であった時代のことです。いつものようにデートをし、夫の部屋でテレビを見たり、お菓子を食べたりしていました。夫の母親は、仕事のため日中はいません。そんな付き合いを繰り返して4年ほど経った頃でしょうか。なんとなく、彼氏との間にマンネリ感が漂ってきたのを感じるようになりました。ある日、彼氏が外に夕食のためのお弁当や飲み物を買いにいったのをみはからって、部屋をガサ入れすることにしました。まだ、この時点では浮気をしているなんてことはこの時は思いもよりませんでした。いっぱいにモノが散らかっている部屋なので、一つ一つ確認するのも大変でした。彼氏が長く学生時代から使っている引き出しを順番に開けていくと、下のほうから、いかにも若い女性が送ったと思われる手紙が複数でてきました。私も彼氏には何度も手紙やプレゼントなどにつけてカードなどを送っていましたので、最初は自分が書いたものかと勘違いしてしまいました。驚くことに発見した手紙の主と私の苗字は偶然にも全く同じでしたし、名前もよく似ていたのです。中身を出して読んでみると、どうやら複数にわたってデートをしていたようです。この地方では一番規模の大きいテーマパークで、ジェットコースターに乗って本当に楽しかったなどと書いてあります。おまけに、そのころ喫煙者であった彼氏に高価なライターも送っていたようです。そこへ、彼氏がちょうど、買い物から帰ってきました。私はだまって、「これ何?」と短く聞いてみます。あきらかにパニックになった彼氏はその手紙をみるや、気が動転したのかちらっと見て、「キミからもらったものでしょ。」と訳のわからないことをいいだします。「よく見てよ」と私が返答すると「あっ!」と叫びあわてて、手紙をひったくってきました。私からの詰問に、彼氏は言い訳を、ぼそぼそとした口調でしだしました。入社したばかりの頃なので、仕事を直接教えてもらっている女性社員の誘いを断れなかったという言い分でした。ホントかどうかわかったものではありません。私は、静かに自分の気持ちを話しました。「付き合って、5年近くが経とうとしているので、将来も考えていたけれど、こんなことを隠れてするような男とはつきあっていけない、別れましょう。」と告げました。彼氏は、うなだれてごめんなさい、ごめんなさい、もう二度としませんとお決まりの文言を唱えているだけでした。そして、なにを思ったのか、来年籍を入れようと言い出しました。その場を収めたい一心なのでしょう。その姿に、私は心の中で「発覚した浮気としては1度目だし、ここは許しておこうか」と決断することにしました。浮気相手の女性はその1年後別の男性と結婚したそうです。私たちも、その2年後には籍を入れました。しかし、「男は浮気をする動物」なのです。結婚後も初めのころはおかしな現象は発生しました。若い女性からの間違い電話や無言電話が時折かかってきます。証拠がないので、夫を責め立てるわけにはいきません。家庭が大きく壊れることがなければ、それで良いかと開き直っています。経済的心理的被害がなければ、妻は女は堂々としていればよいのです。
56歳女相手にすがらないことで上手くいきました ほぼ男は浮気をする
